映像業界に飛び込んでみた!2022年3月3日
初めまして!
2021年度新入社員の柴田です。
入社して10か月以上、
気づけば冬から春に変わろうとしている季節になりました。
振り返ってみるとこの1年はあまりにも刺激的であっという間に時間が経った気がします。
今回は、私が最も印象に残っている3つの仕事を紹介し、
仕事内容や楽しかった事などを踏まえながらお話ししたいと思います♪
1つ目は、≪番組制作の仕事≫についてです。
特にNHK国際放送「NINJA TRUTH」。
これは忍者の謎について科学的に証明し、真相を解き明かそう!
といった内容の番組で、私は夏と冬の2回ロケに参加しました。
(↑三重県伊賀市にある上野城)
人生で初めてロケに参加する私に、
先輩から「しばの仕事はディレクターを助けることだよ」と言われ、
「よし、助けるぞ!」と意気込んでいました。
しかし、‘’助ける‘’って実はとても大変なことなのです。
アシスタントディレクターという仕事は、ディレクターの手が届かない仕事全てが仕事。
例えばロケ場所で使う場所は事前に市役所に出す申請書を作成したり、
20人を超えるロケ弁や飲料水の手配、小道具の制作や香盤表、
そして雨対策やコロナ対策…などなど他にも沢山準備が必要。
最初は先輩の指示通りにすら動けなかったのでひょっとしたらこの仕事向いてないかも…
と弱気になっていましたが、
『自分がディレクターだったら次にどんなことをして貰えたら嬉しいのか』を意識して行動するようにしてからは、
自分の中で仕事に対する意識がガラッと変わりました。
その後の冬のロケの時には申請業務が一人で出来るようになったりロケに持っていく準備もスムーズに出来たりと、
かなり大きく成長できたような気がします。
何よりディレクターの作った台本に合わせてアクションする役者さんの躍動感は本当にすごい!!!
準備もロケも楽ではありませんが、完成した番組を見たときは本当に感動します!
2つ目は、≪配信のお仕事≫についてです。
中でもやり甲斐を感じたのは、内閣官房主催フランスホストタウンの配信。
これは21年度オリンピックを開催した日本の高校生と、次の夏季オリンピックの開催地である
フランスの高校生が新聞というツールを使って文化交流をする場の配信でした。
私は大学時代にフランスに留学していた事もあり、フランスはとても思い入れがある大好きな国なので、
日仏を繋ぐ架け橋のようなこの仕事が来たときはとても嬉しかったのを今でも覚えています。
私の仕事内容はZoomの配信画面とパワポの画面をスイッチャーの人に指示して、パネルを画面に表示させるという作業。
配信はロケと違ってリアルタイムで進められていくので、撮り直しはできません。
しかも配信は日本語とフランス語両方の言語で進められる上に、パワポの画面は全てフランス語で書かれていました。
現場の流暢なフランス語をよく聞き、それに該当する内容のパネルを表示することは
フランス語を理解していても難しかったですし、絶対に間違えられないという
プレッシャーもあったことで緊張の連続でした。
しかし、あの場にいる全員が一丸となって瞬間、瞬間に組み合わさっていくあの快感は
この仕事でないと絶対に味わえない達成感があります。
不測の時代でも瞬時に対応できる判断力と、周りの状況を見て臨機応変に対応する力 。
社会人として必要なこの2つを得られたという点でとても忘れられない仕事になりました。
3つ目は、≪教材ビデオのお仕事≫についてです。
私は1年を通して様々な教材ビデオのロケに参加しました。
特に看護師の教材ビデオでは自分も看護師として出演!
セリフが当日増えた為に短時間で覚え直したり、予定になかった患者さんの血圧を測るなどの動きがあり、
少し不安を感じながら演技をしたのを覚えています。
ちなみにADは役者さんとの距離が一番近いので気軽に話しかけられることが多いです。
実は入社するまで人と必要以上の会話をするのが苦手だったのですが、
教材ビデオなどで役者さんと沢山お話しすることが増え、最近では自分から話しかけられるようになりました!
人見知りだしコミュニケーションが盛んな映像業界怖いな…と思う方もいらっしゃるかもしれません。
大丈夫です。ラフトの先輩は皆さん優しいので困ったら助けてくれますよ!
ずっと仕事の話をしたので最後はプライベートなことを!
私は入社してから会社の周りにあるご飯屋さん巡りにハマっています。
会社は渋谷にも神泉にもアクセスできる場所にあり、
周辺にはフレンチや定食、うどん屋、イタリアン、海鮮丼など色々なお店があります。
このブログを書いている今日も美味しいランチを食べに行きました!
(↑私の一番お気に入りのお店です!)
まだまだ沢山行きたいお店があるので、これからも発掘していこうと思っています。
2年目は「まずはやってみる」を念頭に、今より充実した1年を送りたいと思っています!
目指せ!スーパーディレクター!!
愛称:しば、しばちゃん。ラフト唯一の音楽大学出身です。
この前初めてストリートピアノを演奏してきました!
予想以上に注目を浴びて恥ずかしかったです…(笑)