そこに愛はあるんか2022年12月16日
初めまして。2021年度に入社した荒谷です。
入社して、1年と7ヵ月が経過しました。
私は入社当初から、千代田ラフトプロデュースのアイドルグループ『CoCoLo♡RiPPLe (ココロリップル)』(通称:ココリプ)の運営業務に就いています。
「はやくかっこいいディレクターになるぞ!」と意気込んで入社した去年の4月。ディレクターってどんなものなのか、何が必要で何を大切にするべきなのか、正直よく分からずにいました。(今でもです)
せっかくBLOGに記事を載せて頂けるので、1年と7ヵ月という時間の中で出会った人を通して、考えたこと、感じたことを振り返ってみようかなと思います。
まず、私所属しているコンテンツ開発部のH先輩。
私の数個上の、若手の先輩ですが、CoCoLo♡RiPPLeのミュージックビデオを4つディレクションされています。なんでも作業が早く、冷静で、憧れの先輩です。
ADにつかせていただき、ミュージックビデオのロケハンにふたりで行ったことがありました。その時、仕事のことで少し悩んでいた私に、先輩は共感してくれて、過去に先輩も悩んでいた経験を話してくれました。H先輩でも仕事で悩んだ経験があったのだなと、とても意外でしたが、とても気持ちが軽くなり、私も頑張ろう!と思えました。
H先輩と、千葉の公園へロケハンに行ったときの写真(左:私、右:H先輩)
演出については、先輩はココリプメンバーひとりひとりの個性や、似合うものをすごくすごく考えて、綿密にカット割りや衣装準備をしています。納得のいく映像を作るためには、色んなことをたくさんイメージして、試行錯誤するのが必要なんだな、と感じました。
もう一人、コンテンツ開発部のK先輩。
ここ半年ほどで、ココリプのYoutubeチャンネルの動画を編集させてもらうようになりました。編集の仕方は、K先輩が教えてくださることが多いです。
一度私が粗編(カットを抜き出して荒くつなぐ編集)したものを見せると、たくさん修正点が飛んでくるのでとても落ち込んでしまいます。
自分の中ではこだわって作った!と思う部分も、細かく変更を求められると、そこは直したくない!と思ったり、恥ずかしくなったり、悲しくなったりするのですが…。
でも、K先輩は、ちょっとでも映像を魅力的に見せようという熱意がすごくて、先輩に指摘された部分(カットの入れ替えをしたり、色味や音声、画角など)を修正したら、やっぱり良くなっているんです。見る人には気づかない程度の本当に細かい直しでも、それをすることによって全体を通して見たときの印象や、伝わり度合は、全然変わるのだろうなと感じました。
K先輩には、「愛が大事なんや。(自分が編集する映像に対して)愛と誇りと情熱と責任を持て!」と言われます。おちゃらけて言っていますが、自分が作る作品に対するこだわりや、自分がこう見せたいと思う部分を最大限に良く見せようという姿勢は、確かに愛だな、と本当に思います。
最後は、ココリプのメンバー。
メンバーと最初に会ったのは、オーディションが始まった去年の8月。もちろんみんな私よりも年下で、中には当時中学生のメンバーもいました。
表現者として成長していくメンバーを間近で見させてもらう中で、メンバーから学ぶことがたくさんあります。
デビュー曲【HOME PARTY】のMV撮影時にメンバーと。
SDGsをお伝えする、波及させるアイドルとして、色々なことに興味・問題意識を持って日々勉強しているメンバー。あるメンバーからSDGsに関する本を借りて読んでみたり、買い物をする時は、環境に配慮しているものなのか気にするようになったり…と、私自身もメンバーから影響されていろんな変化がありました。
自分がいさせてもらっている環境の中で、一緒に動いている仲間への思いやり、興味を持ってそれを示すこと、そして色んな方法があるけれども、コミュニケーションを取ること。大事だなぁと思いました。
ほかにも、入社してからたくさんの人と出会いがありました。
愛が大事というのは理解しているつもりではありつつ…
余裕がなくなるとすぐに焦ってしまい、それが表に出てしまう性格で、実際「ディレクターは、例え焦っていても余裕な振りをするのが仕事のひとつ」と教わったこともありました。まだまだ半人前です。
携わらせてもらっている仕事、それに関わる周囲の人たちへの「思いやりと愛を大事にする」
当たり前のことだろ!!と思うかもしれませんが、
それがディレクターとして、その前に何か作るひととして、とっても大切なんだなと最近特に、身に染みて感じています‼